読みたいことを、書けばいい。 を読んだのだ。
田中泰延さんの著書『読みたいことを、書けばいい』読み終わりました。一度全部を通して読み終えて、気になった文章の部分に戻ってパラパラと読み直して。んあーっていろいろと考えて。
そんでね、まあせっかくブログもやってるし、読み終わった感想でも書いて泰延さんにリツイートしてもらって、ちょっと伸びていろんな人に感想を言ってもらってニヤニヤでもしてやろうかしらと考えていたのよ。
でもねえ、書けない!書けないのよこれが!
まずねえ、書くことがない!笑
いやこれは「何も感じなかった」とか、「おもしろくなかった」とかそういうんじゃないのよ。だって私、不感症とかじゃないんだもの。むしろ敏感なほうよ?ビッシャビシャよ?だけど本当に書けない。書くことがない。だって全部書いてあるんだもの。泰延さんの読みたいことを、泰延さんが調べに調べた膨大な知識の量で、泰延さんがおもしろいと思う書き方で、泰延さんが書きたいように。それを読んで、いったいなにを書けというのか!!笑
あともひとつ。みんなのレビューがおもしろすぎるからだよ!!笑
これを読んでるあなた!こんな文章を読んでいるヒマがあったら今すぐこれらのリンクにぶっ飛びなさい!堪能しなさい!飲み干しなさい!じゅうぶんだから!じゅうぶん過ぎるほどじゅうぶんだから!むしろもうこんなブログ読むな!帰れ!金返せ!
読みたい本を、作ればいい。
今野良介
https://note.mu/konnor/n/n6257110d7b88
『読みたいことを、書けばいい。』~「文字がここへ連れてきた」は本当~ 加藤広大
https://note.mu/kodaikato/n/na86a7487655b
あなたはゴリラですか?【読みたいことを、書けばいい。】仲 高宏
https://note.mu/naka3ws/n/n31ded0aaa5ea
「2019年上半期、凄みのある4冊」前田将多
http://monthly-shota.hatenablog.com/entry/2019/06/30/153512
読みたいことを、書けばいい。について、書きたいことを書く。上田 豪
https://note.mu/go_ueda/n/n715e706bf107
書評『読みたいことを、書けばいい。』~「孤独」と「僕」と「笑い」について
金子ゆうき
https://note.mu/yukisankanesan/n/nf026beca694d
全部読んだ?
全部読んだことある人、もう一回読んだ?
もう一回読んだ人、今ヒマ?
大丈夫?
予定とかない?
ささくれめくった?
かさぶた剥いた?
ニキビのニュンッて出てくるやつ出した?
時間余ってる?
じゃあ続き読んで♡
いやーこんなに素晴らしいレビューがどんどんね、出てくるわ出てくるわ。出てくるものがまたおもしろいわおもしろいわ。
書かれへんやないか!!こんなもん!!何も書かれへんわ!!笑
それでもなぜか嫁と娘が寝静まった夜にポチポチとiPhoneでね、書いては消して書いては消して。これ何がしたいん?ぼくは何がしたいん?っていう日々をダラダラとやってるわけですよ。うん。本当に何がしたいん?笑
ぼくなんてね、本もまったく読まず、大した知識もなく、泰延さんの話についていけない時があるし、そもそもイベントでお会いできるくらいで仲が良いわけでもないし、ツイッターでは度々ウザく絡むものの、そないにリツイートもされへん、『良い人止まり』ならぬ『いいね止まり』ばっかりだし。まあ泰延さんからすればいてもいなくても変わらんような人間ですよ。
それでも普段からツイッターで見かける、いつもおもしろいことを言っている、なにやらケーキを食べ残したと言われているおじさんを好んでフォローし、発信されるツイートに笑い、『いいね止まり』のくせにうざったらく絡み、公開される記事の長さやおもしろさに驚き、発売された書籍をニヤニヤしながら購入し、何度も噴き出しながら読み、その感想を何とかブログにしようとポチポチ打っては消して、打っては消してしているわけです。
何のために?
それが知りたいからなんじゃない?
何でこんなに書こうとしちゃうのか。何でこんなに自分の中にある良く分からんなにかを形にしようとしているのか。何でこんなにかわいいのかよ。孫という名の宝物。
いやー、ぼくはね、ひとことで言えば泰延さんに『ありがとう』って言いたいんだと思う。
『読みたいことを、書けばいい』を読み終えて、最初の感想をぼくはこうツイートしました。
あ、スクショ撮ったの13時13分や!!
いやそんなんはどうでもええねん!!
そして金子ゆうきさんの書評を読ませていただいた僕のツイートがこちら。
あ、充電してる!バッテリー少なくなってたんやね!
いやそんなんはどうでもええねん!!
ぼくはもうすっごい寂しがりやのかまってちゃんで。こう書くとなにやらかわいい雰囲気でるけど、おっさんやからな!めちゃくちゃおっさんやからな!
でもそれを素直になかなか言えないものでして。ところが泰延さんは素直に言っちゃうしみんなを巻き込んで孤独に抗う。だから泰延さんの周りに人が集まって、誰かを引き寄せたり誰かと誰かをくっつけたり、僕みたいな鬱陶しいやつを呼び込んだりしちゃう。
そしてそんな鬱陶しいやつに対してもツイッターだと一応は目を通して『いいね』をくれる。面白ければリツイートしてくれる。ブログだって読んで面白ければリツイートして広めてくれる。ぼくのおもしろいは、みんなのおもしろいでもあると教えてくれる。どうしようもないほどの孤独から救ってくれる。ひとりぼっちの寂しさを飛ばしてくれる。
ってツイッターでの田中泰延さんの話ばっかりじゃねえか!!笑
いや、いいんだよ!本に関しては言うことないんだもの!!本に関してのレビューは素晴らしいのがいっぱいあるんだもの!てゆーかツイッターでの泰延さんしかあんまり知らんし!だからいいのだ!これでいいのだ!
でも先日、ぼくにも「文字がここへ連れて来た」としか思えないような出来事があった。
「良い言葉は必ず自分を良いところへ連れてゆく」は本当だった。文字は本当に連れてってくれた。普段からツイッターばっかりやっている、寂しがりやでかまってちゃんな17人のおじさんが集まったのだ。本当に楽しい夜だった。
田中泰延さん、本当にありがとうございます。マキシマム ザ ホルモンの記事を読んで泰延さんを知り、ツイッターをフォローし、しつこく絡み始め、その結果ぼくには沢山の友人ができました。たくさんの本や映画に出会いました。こんな良く分からんブログを書くようになりました。そして『読みたいことを、書けばいい』というすてきな本を読むことができました。ぼくはこれからもツイッターやブログで自分の読みたいことを書いて、好きな人と会って、好きな話をします。
さー、文字よ、今度はどこに連れてってくれるんだ。おらすっげーワクワクすっぞ!!